2015年1月4日

・2014年面白かった映画
1位 リチャード・C・サラフィアン「バニシング・ポイント」
2位 ジョン・カサヴェテス「チャイニーズ・ブッキーを殺した男」
3位 アキ・カウリスマキ「浮き雲」
4位 アレハンドロ・ホドロフスキー「リアリティのダンス」
5位 クリストファー・ノーラン「インターステラー」
5位 ウディ・アレン「ブルー・ジャスミン」

 5位は選べなかったのでこの二つ。「バニシング・ポイント」以外は劇場で観ている。遅くに生まれるほど色んな時代の名画が見放題なのは嬉しいけれど、劇場で観られないのが悲しい。お金持ちになったらホームシアターが欲しい。でもそうしたら何もしなくなってお金持ちじゃなくなる。


・2014年面白かった本
1位 ジャック・デリダ「火ここになき灰」
2位 フリオ・コルタサル「コルタサル短編集 悪魔の涎・追い求める男」
3位 ボフミル・フラバル「あまりにも騒がしい孤独」

 そう言えば写真を撮ったりなどしてちゃんと感想書く、と前の記事で宣っていたっけ(追憶)。
 ほかにも読んだのだけど勉強(レポート)用の読書がほとんどできちんとメモを取っていなかったこと、町田康読みすぎで町田康ランキングになってしまいかねないことから、以上のような縮小された結果に。もちろん他の本が入ってもこの順位は変わらないけれど。本当にどれも面白かったし読みやすかった。デリダは読みやすかったと言っていいのかわからないけれど(アマゾンのレビューにも「奇書」とか「特異な書物」とか書いてある。だからと言って自分には理解出来ないと良著を読まずに人生を過ごすことは残念であるが)。ラジオの脚本だという前書きが無かったので、最初に読んだときは詩かと思った。いずれのジャンルにも属さない素晴らしい書物。